妊娠給付金を大幅増額へ
第2子まで33万円余 深川市

子育て支援に力を入れる深川市は、新年度、妊娠中の女性への給付金を大幅に増額することにしています。第1子と第2子については、33万6000円となります。

深川市によりますと、市内で去年1年間に生まれた子どもの数は64人で、新型コロナの影響もあって過去最も少なくなったということです。

そこで深川市は、妊娠中の女性に出している給付金を4月からの新年度は10万円から20万円増額することを決めました。
妊娠・出産への「応援金」と妊婦健診の移動にかかる交通費を合わせて、▼第1子と第2子については33万6000円、▼第3子以降については53万6000円が給付されるということです。

市に妊娠の届け出を4月1日以降に行った人が増額の対象です。

市は新年度・令和4年度の当初予算案に、事業費として2700万円余りを盛り込んでいて、まずは1年間の出生数を80人にまで増やしたいとしています。

深川市の山下貴史市長は「子どもを産み育てやすい環境を作り、人口減少対策にもつなげたい」と話しています。