を見る会 開場時間前に
8000人余が入場

「桜を見る会」をめぐり、内閣府は、平成25年から去年まで7年分の入場者数を30分ごとに集計した表が新たに見つかったとして、23日の参議院予算委員会の理事懇談会で示しました。

内閣府によりますと、「桜を見る会」の開場時間は午前8時半と決められていましたが、入場者数がおよそ1万8000人と最も多かった去年は、8時半以前の入場者数が8000人余りに上っています。

これについて内閣府は、開催当日の会場の混雑状況を見て、開場時間を前倒しして招待客に入場してもらったためだとしています。

参議院予算委員会の野党側の筆頭理事を務める立憲民主党の蓮舫参議院幹事長は、記者団に対し「8時半以前の入場者は、安倍総理大臣の後援会の可能性が高いが、ほかにも特例扱いで入った人がいたという疑惑が深まった」と述べました。