を見る会 内閣府対応
官房副長官が陳謝

去年の「桜を見る会」をめぐり、内閣府が、推薦者名簿に記載されていた部署名の一部を隠す加工をしていたことなどについて、岡田官房副長官は、参議院予算委員会の理事懇談会で極めて不適切な対応だったとして陳謝しました。

去年の「桜を見る会」をめぐっては、内閣府が去年11月、各府省庁に残されていた推薦者名簿を取りまとめて国会に提出した際、元の名簿には記載されていた部署名の一部を隠す加工をしていたほか、これまで存在しないと説明してきた平成23年から3年分の会場設営の契約書などに関する文書が残されていたことが明らかになっています。

これについて、23日開かれた参議院予算委員会の理事懇談会で、岡田官房副長官は「特定の記載を消去して資料を提出し、説明しなかったことは極めて不適切だった。担当者を処分し、二度とないよう徹底した」などと述べ、内閣府の一連の対応を陳謝しました。

自民党の金子委員長は「国会の行政監視の役割を覆すような極めて重大な事案であり、重く受け止めてもらいたい」と注意を促しました。