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【京のええとこ】右京区京北 里山を満喫して森を守る
京のええとこ連れてって
菅江隆一(リポーター)
2023年07月21日 (金)
2023年7月21日(金)放送
※京いちにちの見逃し配信はこちらから(放送後1週間配信)
放送の内容をテキストで紹介しています。お出かけの参考にぜひご覧ください!
菅江隆一リポーターが訪ねたのは京都市右京区京北(けいほく)。
特に人気なのは“ターザン”。
木の上から15メートル先にあるネットへ飛び移ります。
飛んでいる時間はわずか5秒ほどですが、普段味わえないスリルを体験できました。
実はこうして遊ぶことが、山や森にいい影響を与えています。
危険な木を切ったり、枝打ちをしたりといった山の管理は、人が来るからこそできるのだとか。
小林さんの会社は山の維持・管理も担っていて、アスレチックの収益は山の管理費にあてられています。
いま京北では自然と触れ合いながら、山や森を守ろうという活動が盛んになっています。
その活動に取り組む曽 緋蘭(ツェン・フェイラン)さんです。
豊かな自然にひかれ、14年前に移住してきました。
なんと家と一緒に、5000坪もの裏山もついてきたのだとか。
しかし、いざ暮らしてみると多くの課題に気づきました。
林業に携わる人が減り、山の管理が十分にできなくなっていたのです。
手入れのされない山は日差しが遮られ、木が十分に根を張ることができません。
そのため土砂崩れが起こりやすくなってしまうのです。
そこで緋蘭さんは山や森に関わる仕事をする人たちと、京北へ訪れる人をつなげる取り組みを始めました。
仲間の一人が髙室幸子(たかむろ・さちこ ※「たか」は「はしごだか」)さん。
木工芸の工房の代表です。
元々質の高い京北産の木材を、腕の良い職人が加工すればさらに付加価値が付き、その利益を林業に関わる人へ還元できると考えました。
さらに山や森に関心を持ってもらおうと、職人が指導する本格的な木工体験も行っています。
菅江リポーターも挑戦。