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【京のええとこ】南丹市美山 新鮮な乳製品に舌鼓

京のええとこ連れてって

執筆者のアイコン画像菅江隆一(リポーター)
2023年05月12日 (金)

2023年5月12日(金)放送
※京いちにちの見逃し配信はこちらから(放送後1週間配信)

放送の内容をテキストで紹介しています。お出かけの参考にぜひご覧ください!

230512eetoko_01.png今回訪ねたのは南丹市美山町。

230512eetoko_02.jpg南丹市美山町は、かやぶきの里で知られています。

230512eetoko_03.jpg道の駅「美山ふれあい広場」を、菅江隆一リポーターが訪ねました。
国道162号線沿いにあり、ライダーに人気の道の駅です。
敷地内にある直売所「ふらっと美山」には朝どれの野菜や山菜、そしてイノシシやシカといったジビエなど、豊かな自然に育まれた産品が並びます。

230512eetoko_04.jpgこの道の駅ならではのもの、それはなんといっても「牛乳」!。
全国でも珍しく、道の駅に牛乳加工場が併設されているんです。

230512eetoko_05.jpg静かで空気がきれいな美山では健康な乳牛が育ち、牛乳の質も良いといいます。
この工場では、一般的な牛乳よりも低い温度で殺菌処理を行っていて、本来の風味をしっかりと残した牛乳を製造しています。
コクとうまみがありながらも後味すっきり。ごくごく飲めます。

230512eetoko_06.jpgさらに敷地内にある加工所で、毎日運ばれる生乳を使った「フレッシュチーズ作り体験」も行われています(要予約)。
チーズの原料となる牛乳のたんぱく質が固まったものが用意されていて、85℃に熱した塩水に浸しながらチーズを温め、成形していきます。

230512eetoko_07.jpg作るのはモッツァレラチーズ。
原料を一つにまとめたものを2つに折っていく作業を繰り返すと、表面がつるつるになっていきます。
菅江リポーター、途中までは手際よくまとめていたのですが…最後に丸める作業に苦戦。
しかし、なんとか完成です!
牛乳の味が濃く、デザートにもおつまみにもぴったり。
出来たてのチーズならではの食感と風味が楽しめました。

230512eetoko_08.jpgそしてもう一つ、人気の乳製品があります。それがジェラート!
ゆずやブルーベリーなど、地元で取れる食材のフレーバーが並んでいます。

230512eetoko_09.jpgこの時期、ジェラートにぴったりの旬の食材があるということで、地元の方を訪ねました。
お隣同士に住む、西田さんと平川さんです。

230512eetoko_10.jpgその食材というのが、山椒(さんしょう)!
ちょうど実が付き始めた時期。
美山町では、家の敷地や畑に山椒の木が植わっているご家庭が多く、花や実の旬になると各家庭で摘み取ります。
お二人は、
「料理に使うとおいしくて、とてもよい香りがする」
と、美山の山椒に自信を持っていらっしゃいました。

230512eetoko_11.jpgこの香り高い山椒と自慢の牛乳で「山椒の葉ジェラート」が作られます。

230512eetoko_12.jpg山椒の葉の香りがジェラートになっても生かされていて、牛乳の味とマッチします。
画面を通して香りが伝わらないのが残念なほど。
取材した日は山椒の葉が使われていましたが、5月下旬になると実山椒が原料に使われるようになり、味わいが濃くなるということです。
新緑の美山で、おいしいものをたっぷり堪能しました。