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【京のええとこ】京丹波の若手農家 〇〇で町おこし

京のええとこ連れてって

執筆者のアイコン画像大森華子(リポーター)
2022年11月25日 (金)

2022年11月25日(金)放送
※京いちにちの見逃し配信はこちらから(放送後1週間配信)

放送の内容をテキストで紹介しています。お出かけの参考にぜひご覧ください!

221125eetoko_01.png今回訪ねたのは、京丹波町瑞穂地区。

221125eetoko_02.jpg農業が盛んな自然豊かな土地です。

221125eetoko_03.jpgビニールハウスで若手農家と出会いました。
野村幸司さん、29歳です。
東京で会社員をしていましたが5年前に地元へ戻り、新しい作物の栽培に取り組んでいます。

221125eetoko_04.jpg野村さんが作る新しい作物とは、ラディッシュ。
欧米ではよく食べられている大根の一種です。

221125eetoko_05.jpgその特長は大きさ。通常の4倍以上、直径5センチもあります。

221125eetoko_06.jpg221125eetoko_07.jpg大きなラディッシュができる秘密はフカフカの土です。
この土を作るため、野村さんは近くにあるキノコ栽培工場に協力してもらっています。

221125eetoko_08.jpg221125eetoko_09.jpgキノコ栽培で使った廃菌床です。
キノコの菌が繁殖していて、土に入れると発酵しフカフカになるんです。

221125eetoko_10.jpg農業を始める前は野菜卸の仕事をしていた野村さん。
そこでラディッシュと出会い、地元の特産にしたいと考えました。

221125eetoko_11.jpg農家の担い手が減る中、よそにない作物を作って京丹波を全国にPRするのが野村さんの夢です。

221125eetoko_12.jpg221125eetoko_13.jpg手塩にかけて育てた自慢のラディッシュを料理してもらう事になりました。
野村さんイチ押しはオリーブオイルで炒めたソテーです。

221125eetoko_14.jpg221125eetoko_15.jpgかんだ瞬間、果汁のような水分があふれてとってもジューシー。
果物のようなみずみずしさと甘さに驚きました。

221125eetoko_16.jpgラディッシュは農家仲間の注目も集め始めています。
ラディッシュ栽培を始めた築山尚徳さんと大熊明宏さんも、よそでは作っていないラディッシュに魅力を感じています。

221125eetoko_17.jpg221125eetoko_18.jpg目下の課題はビニールハウスを使わない栽培方法の確立です。
水分が多すぎると割れてしまうなど、露地栽培ではまだ安定した収穫ができません。
そこで時々集まって、仲間同士で意見交換をしています。

221125eetoko_19.jpgラディッシュで結ぶ地域の輪が今後どう広がるか、楽しみになりました。


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