スイーツに秘められた珠玉の物語

レシピ

レシピ活用ガイド

  • 印刷してゆっくりレシピを見る方法
  • iPadで画面がすぐ消えてしまう
  • スマートフォンでレシピを見るには?
  • ソーシャルブックマークってなに?

レシピ監修・調理指導 辻製菓専門学校 金澤 賢吾 先生

辻調グループ校
※クリックするとNHKサイトをはなれます。

スイーツ掲示板

BACK レシピ一覧に戻る

2月28日(金)アンコール放送 豊子かあさんのいちご大福

いちご大福

原案:中東豊子
レシピ監修・調理指導
辻製菓専門学校 金澤 賢吾 先生

大福の生地は、家庭でも手軽に作れる電子レンジを用いたレシピです。 旬のいちごと白あんの絶妙のコンビネーションをお楽しみください。

いちご大福

材料 さあ、はじめましょうか!

◆分量 約20個分
 白玉粉 240g 細かくすり潰してふるったもの。
 上白糖 135g  
 水 400g  
 いちご 20個 Mサイズ(目安は1個15g)
 白こしあん 約400g 白こしあんの作り方は こちら
 片栗粉 適量(約300g) 打ち粉(手粉)として使用。

かまどのきめ手

キメテ 甘さとすっぱさのハーモニーキメテ

キメテ 甘さとすっぱさのハーモニー

オキテ1 ちょっとすっぱいいちごがベスト!

オキテ2 しっかり練ってつなげてつなげて

オキテ3 あったか生地で ふんわり包め

オキテ1 ちょっとすっぱいいちごがベスト! かまどのオキテ1

オキテ2 しっかり練ってつなげてつなげて かまどのオキテ2

オキテ3 あったか生地で ふんわり包め かまどのオキテ3

閉じる

作り方

スマートフォンの方はこちら印刷用PDFはこちら

準備

■白玉粉はすり鉢(ミルサー)で粉末状にすり潰して計量する。

白こしあんでいちごを包む

step1
いちごのへたを取り、水で洗って水気を取る。白こしあんを約20gずつに分割する。
※いちごの果肉に傷をつけると水分が出てべちゃつくので、緑の部分を残してへたを取る。

step1

step2
いちごとあんで35gになるようあんの量を調整し、いちごのへたが底になるように包む。 ※いちごのへたが見えるように包むと、いちごの向きが分かり、切り分けたときの切り口が揃う。また、いちごの先端をあんから出すと、大福生地で包むとき、生地が破れたり、いちごの先端がつぶれたりする可能性があるので、あんで包んだ方が失敗が少ない。

step2
大福生地を作る

step3
打ち粉(手粉)用の片栗粉をバットに入れる。

step4
耐熱容器に、白玉粉と上白糖を入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。
※材料の分量(g)は、およそ白玉粉2カップ:
水2カップ:上白糖1カップの割合になる。
※完全に混ぜることで、ダマができにくい。

step4

step5
分量の水を2回に分けて加え、ダマがなく、滑らかな状態になるように混ぜ合わせる。

step5

step6
ラップをして600Wの電子レンジに3分かける。
※白くにごった生地の中心部分が、火が通って固まった状態になる。

step6

step7
電子レンジから取り出し、泡立て器で滑らかになるまでしっかりと混ぜる。

step7

step8
ラップをして、600Wの電子レンジに3分かける。
※ところどころ、白くにごった生地が残っている状態になる。

step8

step9
電子レンジから取り出し、滑らかになるまでしっかりと木じゃくしで練り混ぜる。
※生地の粘りが強くなっているので、泡立て器では混ぜられない。

step9

step8
さらに600Wの電子レンジに4分かける。
※生地全体に透明感が出て、生地がふくらんでくる。

step10

step8
電子レンジから取り出し、均一な固さになるまで木じゃくしで練り混ぜる。

step11
仕上げ

step12
片栗粉の打ち粉へ生地を移し、あら熱を取る。あら熱が取れたら、30gずつに分割する。

step12

step8
白こしあんで包んだいちごを、大福生地で包んで出来上がり。

step13

たべごろと保存方法
いちごは、ほどよい酸味がある方が、あんことのバランスがいいです。
生地の表面が乾燥すると固くなるので、食べるまでは、密閉容器に入れておいてください。当日中にお召し上がりください。

 
4月5日(金) 放送 豊子かあさんのいちご大福より

白こしあん

レシピ監修・調理指導
辻製菓専門学校 金澤 賢吾 先生

白こしあん

材料 さあ、はじめましょうか!

◆分量 約400g~500g分(作りやすい分量)
 手亡豆(てぼうまめ) 250g 乾燥したもの
 グラニュー糖 250g 上白糖でも可

作り方

スマートフォンの方はこちら印刷用PDFはこちら

準備

■手亡豆をたっぷりの水に一晩つける。
(十分吸水させておかないと、ゆでむらが出る。)

白生あんを作る

step1
一晩つけた手亡豆の水を捨てて豆を鍋に移し、新たに水(鍋に豆を入れたとき、豆の高さの倍くらいの量)を加えてゆでる。
沸騰すれば、沸騰がおさまる程度の差し水をする。
再度、沸騰したら、アクが出ているので、ゆで汁を捨てる。(これを「渋きり」という。)

step1

step2
豆全体に水をかけ、アクを洗い流す。
そして、豆を鍋に戻し、水(鍋に豆を入れたとき、豆の高さの倍くらいの量)を加えてさらにゆでる。

step3
沸騰するまでは強火、沸騰したら弱火にして豆がゆるやかに躍る程度の火加減で約2時間ゆでる。
ゆで汁が少なくなったら水を加え、常に豆がゆで汁の中にある状態で、豆が指で簡単につぶれるくらいやわらかくなるまでゆでる。

step3

step4
大きめのボウルにザルをおき、豆を移す。上から水をかけて豆をつぶしながらこし、皮を取り除く。
※豆の熱が取れるまでは、レードルなどを使い、冷めたら手でこす。大きなボウルに金網を敷き、ザルをのせると作業しやすい。

step4

step5
下のボウルに残った豆の中身を、水とともにこし器に通し、細かい皮を取り除く。
※馬毛のこし器を使うと、より細かな仕上がりになる。

step5

step6
ステップ5をしばらくおき、中身が沈んだら、にごった上水を捨てる。c

step6

step7
たっぷりの水を注ぎ、ステップ6の作業を行う。これを2回ほど行い、アクを取り除く。
※上水が半透明になればよい。この作業をしすぎると豆の風味が損なわれるので注意。

step8
上水を捨てさらしに受けて水気をきり、水分が出なくなるまでしっかり絞る。
※バットのような平らな容器を使うと絞りやすい。

step8

step9
白生あんの出来上がり。

step9
白こしあんを作る

step10
鍋にグラニュー糖と水( グラニュー糖が浸るくらいの量)を入れて沸騰させる。グラニュー糖を煮溶かし、白生あんを加え、木じゃくしで絶えず全体をかき混ぜながら、強火で焦がさないように炊く。

step10

step11
あんをすくって落とし、山のようにこんもりした状態になるくらいのかたさまで炊き上げる。平らな容器に小分けにして取り出し、冷ます。

step11
完成

いちごの赤がすけてかわいらしいいちご大福。
甘さとすっぱさのハーモニーがたまりません!

レシピ一覧に戻る

このページの先頭に戻る