宮沢賢治の詩集「春と修羅」に収められた「永訣(えいけつ)の朝」。
最愛の妹・トシの臨終をうたったこの詩の中に“天上のアイスクリーム”という印象的な言葉がある。病に倒れたトシをずっと看病していた賢治は、当時滋養がある食べ物と考えられていたアイスクリームを何度も手作りしていたのだ。
「天上のアイスクリーム」に込められた賢治のトシへの思いを探りながら、牛乳と玉子だけで作られた、素朴な味わいのアイスクリームを再現する。