南方熊楠(くまぐす)といえば、幕末の和歌山に生まれ、百科事典を丸暗記、十数か国語を操り、世界中の植物や菌類を研究した学者。
一方、常に裸同然で過ごすなど数々の逸話を残し、奇人ぶりでも知られる。そんな天才学者は、あんパンをこよなく愛した。
あんパンを入れた紙袋を常に携え、一日に何個も食べていたという。なぜそれほどまでにあんパンに愛着を感じたのか?そこには人間熊楠の素顔が隠されていた。
天才・クマグスとあんパンの関係をひもとく。
明治から昭和にかけて活躍し、天才とも奇才とも言われる学者・南方熊楠。
熊楠の日記にたびたび登場するのが「あんパン」。
近所の子供たちに買い与えたり、研究のお供にしたり・・・。
熊楠のそばには、いつも「あんパン」があった。
自然を愛し、自分の思うままに生きた熊楠。
「あんパン」は、天才学者の人間味ある日常を彩っていた。
★「南方熊楠日記」1巻~4巻/八坂書房
★「南方熊楠百話」八坂書房/飯倉照平・長谷川興蔵 編
★「父 南方熊楠を語る」日本エディタースクール出版部/南方文枝
★「南方熊楠 森羅万象に挑んだ巨人」別冊太陽/中瀬喜陽 監修
★「南方熊楠アルバム」八坂書房/中瀬喜陽・長谷川興蔵 編