初めてのオンライン診療 福岡
2024年02月17日 (土)
アナウンサーの藤澤です。
花粉症の季節がやってきました。
すでに症状が出始めたと感じる人もいるのではないでしょうか。
私も鼻がムズムズし、目が赤く充血し始めた一人です。
先日担当した「はっけんラジオ」では、
花粉症で「オンライン診療」を初めて活用したことをお話ししました。
オンライン診療では、
ネットで予約後、ビデオ電話で問診が行われ、処方箋が提供されます。
私が利用した医療機関では、
30分ごとに細かく診察枠が決められていて、
ほとんど待つことなく、診察を終えることができました。
薬は郵送してもらうことも、自宅近くの薬局で受け取ることも可能です。
予約から処方までスマホ一つで完結します。
外出先の車の中で診察してもらうこともできるので、
とても便利だと思いました。
コロナが広がり始めたころに、オンライン診療を取材しました。
その後、対応できる医療機関はさらに増え続けていて、
厚生労働省の調べては、令和5年10月現在で
全国で1万件を超える医療機関がオンライン診療に対応しています。
また、「花粉症専門外来」や「検査結果説明専用外来」なども
次々に立ち上がっています。
症状やリスクに応じての判断になることはもちろんですが、
必ずしも病院で長く待つ必要がなくなったのは
とてもありがたく感じました。
もちろん、医師が必要と判断すれば、
対面診療に切り替える体制が組まれています。
花粉症歴10年を超える私にとって、
「待合室でひたすら読書をして待機」という
恒例行事がなくなるのは、ちょっと寂しい気もします。