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水泳取材の夏①「ハイダイビング」

2023年07月25日 (火)

こんにちは!アナウンサーの姫野美南です。

福岡では、水泳の世界選手権が開催されています。
小学校から大学まで
競泳・アーティスティックスイミング・飛び込み…と
水泳競技を渡り歩いてきた私にとって、
福岡で勤務しているタイミングで
世界選手権が開催されるなんてこれは運命だ!と、
この夏は水泳の話題をたくさん取材しました。

まずは7月25日(火)から始まるハイダイビング
7月上旬、ペイペイドームにほど近い海岸で、
国内唯一のハイダイビングタワーがお披露目されました。

高さ10mまでは飛んだことがある私にとっても、
27mのタワーの迫力は全く違う・・・。
頂上からの景色もちらっと。

230725himeno2.jpg
胃がきゅっとなるほどの高さです。
選手たちはこの高さから宙返りなどを披露しながら
演技の出来栄えを競います。

競技場を取材すると、
海辺の立地を活かしてプールの水は海水をろ過して使っていたり、
仮設材で組まれたタワーの階段には
選手たちが滑らないように一段一段に人工芝が敷かれていたりと、
いたる所に工夫がありました。

そしてこの大会に
“日本で唯一のハイダイビング選手”として出場する
荒田恭兵選手

230725himeno3.jpg
実は大学時代、夏は同じプールで練習させていただいていました。
日本にはこれまで27mの飛び込み台がなかったため、
自主的に海外に遠征に行ったり
許可の下りたがけから飛び込んだりして、練習を積んできたそうです。

230725himeno4.jpg
(2枚ともご本人提供写真)

「演技前の張りつめた緊張感、着水が成功した瞬間の喜びと会場の歓声の気持ちよさがたまらない。自分自身はどこまでトップの選手に食らいつけるかはわからないけれど力の限り戦うので、日本初の世界選手権・ハイダイビング、ぜひたくさんの方に楽しんでほしい」
と話してくださいました。

究極のエクストリームスポーツ、
とも言われるハイダイビング。
体への負担を考え決勝戦は一本勝負で順位が決まります。

国内で試合が行われることはなかなかないので、
どんな瞬間を見られるのか私も今からワクワクしています。

次回のブログでは、日本の競泳女子最年長で
平泳ぎの50mと100mに出場する
遠賀町出身・鈴木聡美選手へのインタビューをお届けします!


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