伝統野菜“五箇山ぼべら”の収穫
かぼちゃ
- 2023年09月15日
(令和5年9月13日撮影)
南砺市五箇山で、この地域に古くから根付く伝統野菜の一つ「五箇山ぼべら」と呼ばれる、かぼちゃの収穫が続いています。
“ぼべら”とは、南砺市五箇山地区の方言でかぼちゃのことです。
ラグビーボールのような形と、やわらかくて甘い味が特徴で、地区にある合掌造り集落で使われた茅を土に混ぜて肥料にしたり、雑草が生えないように土の上に敷いたりする伝統的な農法で作られます。
五箇山地域の畑では、8月30日から収穫がはじまりました。
撮影した日(9月13日)は、地元の住民3人が、大きいもので25センチほどあるかぼちゃを、はさみでつるから切り離して次々と収穫し、トラックに運んでいました。
地元の直売所で販売されるほか、富山県内の大型ショッピングセンターに向け出荷されるということです。