鳥取 甲斐キャスター 子どもから大人まで楽しめるバレエ!
- 2023年08月05日
8月6日㈰、とりぎん文化会館 梨花ホールで東京バレエ団 子どものためのバレエ「ドン・キホーテの夢」が上映されます。この公演には東京のプロのバレエ団に加え、地元の子どもたちも出演します。そして子どもから大人まで楽しめるバレエ公演なんです!
バレエ歴20年の甲斐キャスターが取材しました!
出演するのは、鳥取市の2つのバレエ教室から8人の小学生。中にはバレリーナを目指して、毎日練習中という子もいました。
演目は、「ドン・キホーテの夢」。子どもたちは、キューピッドとしてドン・キホーテを夢の中に誘う役を演じます。キューピッドという妖精役なので、いつも以上に軽やかに跳ねることを意識しながら踊っているそうですよ!
子どもたちに話を聞きました!
Q練習はどんなところが難しいですか?
1つ1つのステップを皆で合わせたり、手の角度を合わすことが難しいです。
Qプロのバレエ団と共演するのはどうですか?将来の夢を教えてください。
滅多にない貴重な機会なので、心を込めて自分の役に取り組みたいです。
将来の夢は、バレエダンサー限らず、バレエに関係する仕事に就きたいです!
地元の子どもたちの出演以外に、もう一つ特別な演出が!
それは登場人物が物語の内容を言葉で説明してくれることです。本来、バレエは踊りだけで表現する芸術なので、ステージ上で誰かが話すということはありません。しかし今回は、物語を分かりやすくする為に、登場するバレエダンサーが始まりや幕間に物語の一連の流れを説明してくれます。
Q物語の説明をしてくれる舞台は珍しいですよね?
バレエはマイムや踊りで表現するものなのですが、今回は動く絵本を見ているかのようにお話を聞きながら踊りを見ていきます。初めてバレエを観る方にもとても分かりやすい作品になっています。
今回の公演は、「子どもから大人までバレエに親しんでもらいたい!」というTOTTORIバレエ普及シリーズの第一段として企画されました。来年秋にかけては、「シンデレラ」や「赤毛のアン」などより分かりやすい作品も上映予定です。
子どもたちに踊りも披露してもらいましたよ~!思わず私も踊り出してしまいそうになるぐらいテンポが良い曲で盛り上がりました。笑顔で楽しそうに踊っている子どもたち、とっても可愛かったです!!
Q最後に、注目してほしいポイントを教えてください。
各教室の子どもたちが、細かいところまで合うように一生懸命練習をしました。当日は一人一人が輝いて踊ってくれると思うので、皆さん是非見に来てください。
今回は、公演に出演する地元の子どもたちに踊ってもらい、可愛らしい姿をお届けしました。私も3歳からバレエを習っていたので、子どもたちの生き生きとした姿を見ながら懐かしい気持ちになりました。
鳥取での公演はこれで終わりではなく、来年の秋までTOTTORIバレエ普及シリーズとして公演が続いていきます。中々、プロのバレエダンサーの踊りを楽しめる機会が少ない鳥取にとっては、とても貴重な機会となるそうです。バレエに少しでも興味がある方、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?私も引き続き、鳥取でのバレエに注目していきます!