なぜ徳島⁉阿波市の新名物・辛さ世界級キャロライナ・リーパー
- 2023年09月28日
ワールドクラスの激辛トウガラシ「キャロライナ・リーパー」を栽培している県内の畑へ。
いったいどれくらい辛い?なぜ阿波市で栽培してる?安田アナが体をはって調べてきました!
“世界レベル”のスパイスが阿波市に
現在、辛さが世界記録に認定されているトウガラシ「キャロライナ・リーパー」。
「リーパー(Reaper)」は、英語で死神という意味を持ち、そのくらい辛いそう。
原産地はアメリカですが、実は徳島県 阿波市でも生産されており、いま収穫の時期をむかえています。
こちらがキャロライナ・リーパーの生産者、森本英巳さんです。
収穫の時期をむかえているキャロライナ・リーパー。
私も収穫を体験してもよろしいでしょうか?
素手で触るのは危ないのでゴム手袋を付けてお願いします。
収穫作業で長時間にわたって肌に触れると刺激が強いため、ゴム手袋を使用する必要があるとのこと。
普通の唐辛子とはちょっと違って、小さく丸い形をしているキャロライナ・リーパー。
鼻を近づけてみると・・・ツンとした香りがします。
辛さの度合いは?
収穫したキャロライナ・リーパー。どれほど辛いのか試してみることに。
辛いものが大好きな中村ディレクターに味見をしてもらいました。
かなり辛いご様子・・・。しばらくせき込んでいました。
キャロライナ・リーパーがどのぐらい辛いか数字でご紹介します。
辛さのもとになる成分、カプサイシンの割合をもとにしたスコヴィル値を基準にします。
日本で一般的なトウガラシ、例えば鷹の爪だとスコヴィル値が5万。
激辛料理の定番ハバネロが20万ですが、キャロライナ・リーパーは・・・
なんと160万!まさにケタ違いです。
なぜ阿波市でキャロライナ・リーパー?
そもそも、なぜこんなにも変わったものを阿波市で?
変わったものを作れば阿波市が盛り上がるんじゃないかと思って作りました。
最初はそこまで辛いとは知らないで作ったんですけど、これだけ辛いとやっぱり話題にもなりますし、阿波市の知名度も上がるんじゃないかと。
町おこしにつなげようという、まさにキャロライナ・リーパーのような
真っ赤な情熱があるわけですね。
ちなみにここの畑、以前は使われなくなった休耕地でしたが、それを有効活用する狙いもあって栽培を始めたそう。今では、阿波市内の飲食店や道の駅などでも販売されており、阿波市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
オイル漬けやマヨネーズと合わせてもGOOD!
激辛のキャロライナ・リーパーですが、おすすめの食べ方のひとつがオイル漬けです。
オリーブオイルに漬けることで、油で辛みが抑えられ風味が楽しめるそう。
ちなみに実を調理する際は汁が飛び散り、目に入ると大変なので、ゴーグルを着用するそうです。
また森本さんおすすめの食べ方として、キャロライナ・リーパーの粉末をマヨネーズと合わせるとおいしく頂けるとのことです。
最後に、安田アナが粉末をかけたマヨネーズに焼き鳥をつけて味わいます。
ほんの少しでも、のどの奥には辛さが広がります。
でも、うまく合わせると辛みの奥にひそんでいるうまみや香ばしい香りを味わえるんだそうです。
というわけで今回のあす推しポイントはこちら。
激辛を 超えた先には 肥ゆる秋
香辛料をうまく使って秋の味覚をよりおいしくいただいちゃいましょう。
辛いのがお好きな方、適度な量でお試しになってはいかがでしょうか?