注意!徳島の学校に毒グモ 県内で相次ぐ「セアカゴケグモ」
- 2023年05月12日
特定外来生物に指定されている毒グモ、「セアカゴケグモ」が徳島市の学校のグラウンドで5月11日に見つかり、駆除されました。県内では、4月以降、藍住町や阿南市でも相次いで見つかっていて、県は、みつけても触らないよう注意を呼びかけています。
徳島市の学校で毒グモ見つかる
県によりますと、5月11日の午前、徳島市北田宮1丁目の県立城ノ内中等教育学校で、学校の関係者が、グラウンドのベンチを動かそうとしたところ、ベンチの裏に1匹のセアカゴケグモがいるのを見つけました。学校はその場で駆除し、連絡を受けた県と市が周辺を調査したところ、卵やほかの個体は見つからなかったということです。
「セアカゴケグモ」とは
セアカゴケグモは、特定外来生物に指定されている背中に赤い縦じまがある毒グモでかまれると痛みや発熱の症状が出ることがあります。
県内で相次いでみつかる
県内では、藍住町で4月19日に10匹、阿南市で、4月28日と5月1日にあわせて6匹、相次いでみつかっています。
注意する点は
県はセアカゴケグモが好む、屋外の物の影や隙間で、作業するときは軍手を着用することやみつけても絶対に手で触らず、万が一かまれた場合は水で洗い、医療機関に相談するよう呼びかけています。