お散歩で見かける道端の草花。足元に落ちているドングリや落ち葉。公園の隅っこにある小石や小枝。身の回りをじっくりと見直せば、たくさんの命や自然の営みに出会えます。そのすべてが楽しいあそびのタネになります。
今回は「おひさま」のあそびを紹介します。

自然遊び監修:
高橋京子

おひさまのぬくもりを体で感じる

日差しが長く差し込む冬の窓辺。寒い冬だからこそ子どもたちは、おひさまの光の暖かさや光と影の美しさに気がつきます。

干したふとんの暖かさと匂いは、子どもにとって心地よい記憶に。
おひさまのぬくもりを体全体で感じましょう。

外に出るまえに上着を広げて、しばらくおひさまにかざしてみると…

上着におひさまの暖かさを感じますね。


ガラスの水族館

つづいては、ガラスの水族館です。

セロハンをお魚の形に切り抜いて、霧吹きで水をつけた窓ガラスにはりつけます。

はりつけたセロハンにおひさまの光を通すと、床に色とりどりのお魚の影ができますよ。


光のメリーゴーランド

つづいては、光のメリーゴーランド。

水を入れたペットボトルに、さまざまな色のセロハンを入れると、光と色が作る不思議な世界に。

さまざまに変化する光と色を楽しみましょう。


色の影あそび

紙皿の真ん中をくり抜いて、いろいろな色のセロハンをはれば、色の影あそびができます。

色のついた影を動かして、子どもと追いかけっこをしてみてください。

さらに、紙皿を手に持って覗いてみると、その先は色の世界に。

子どもたちの日常にある身近な自然に目をむけると、不思議なことがたくさんで、主体的に遊ぶ姿が生まれてきます。
みなさんも自然の中にあそびのタネをみつけてみてください。

※記事の内容や専門家の肩書などは放送当時のものです