2018年に放送した「すくすくアイデア大賞」の中から、もう一度見たい子育てアイデア作品を紹介します。


じいじのダンボルギーニ

福島県 松崎さん

3年前に初孫が生まれて、孫と遊ぶのが何よりの楽しみなおじいちゃん。でも、孫が成長してくると、みんなが「だっこで腕や腰が痛い」と言っているのを聞いて、自分に何かできないかと考えていました。

そこで、おじいちゃんが作ったのが「ダンボルギーニ」。その名の通り、ダンボールで作った孫専用の車!?なんです。
子どもが入るぴったりサイズのダンボールにひもをつけて、滑りが良くなるよう底にプラスチック製のこん包材を貼っています。

もともとは孫が2か月のころに、寝かしつけるために作ったダンボルギーニ。

現在は2台目ですが、孫は今でも楽しんでくれています。大きくなった孫を満足させるには、スピードがいちばんなので、じいじは頑張って小走りで引っ張っています。


楽ちん!ペッタンで首洗い

千葉県 岡田さん

子どもの首やわきの下を洗おうとしても、首や腕をなかなか上げてくれず、洗いにくいことはありませんか?
そんなときに使えるアイデアです。

そのアイデアにはお風呂の壁などに水で貼れるおもちゃを使います。

これをママの額に貼るだけです。子どもはおもちゃを取ろうとして、自分でも気づかないうちに、首やうでを上にあげてくれます。
その間に、すんなり洗うことができるんです。


なに頑張る?サイコロ

神奈川県 池田さん

もうすぐ3歳の娘はイヤイヤ期の真っただ中。特に保育園の準備をする朝、機嫌が悪くて困っていました。
そこで、ママは「楽しみながら朝のしたくができるアイデアグッズ」を手作りしてみました。

それが「なに頑張る?サイコロ」です。
牛乳パックで作ったサイコロの各面に、子どもにやってほしい「トイレ」「歯みがき」「着替え」などのイラストを貼り付けたんです。

このサイコロを子どもに振ってもらい、出た面を実践してもらいます。例えば「歯みがき」が出たら「歯みがきをやってみよう!」と言葉をかけ、ちゃんとできたら「歯みがきクリア~!」と褒めてあげます。

ポイントは、特にやってほしいことを2面つくっておくこと。また、やる気が出るようにごほうび(ジュース)の面もつくっておくことです。

子どもに「投げてみる? ジュースが出るかもよ~」と言うと、楽しんで投げてくれます。そして、トイレや歯みがきなど、出た面に描いてあることを素直にやってくれるんです。もちろん、ジュースが出ると大喜びです。

※記事の内容や専門家の肩書などは放送当時のものです