東京都出身で大リーグ、カブスの鈴木誠也選手。
9日のパドレス戦で今シーズン2回目の1試合3安打をマークし、チームの勝利に貢献しました。打率は3割2分6厘に上がりました。
試合のあと鈴木選手は「甘いボールを仕留めきれなかったところもある。結果的にはよかったが修正するところはある」と気を引き締めていました。
鈴木選手は、相手の本拠地サンディエゴで行われたパドレスとの試合に2番・ライトで先発出場しました。
1回の第1打席でセンター前にヒット、3回の第2打席でもレフト前にヒットを打ちました。
5回、チームがホームランで先制したあと、なおノーアウト一塁から三遊間を破ってレフト前に運ぶ3打席連続のヒットでチャンスを広げ、その後、4番・モレル選手の満塁ホームランにつながりました。
6回の第4打席はショートゴロ、9回の第5打席は見逃し三振で鈴木選手は、この試合5打数3安打と今シーズン2回目となる1試合3安打をマークし、打率は3割2分6厘に上がりました。
試合は、前の日8点差を逆転されたカブスがリードを守って、5対1で勝ちました。
《鈴木誠也選手 打撃成績》
第1打席…センター前ヒット
第2打席…レフト前ヒット
第3打席…レフト前ヒット
第4打席…ショートゴロ
第5打席…見逃し三振
パドレスで3シーズン連続でふた桁勝利をあげているマズグローブ投手から3本のヒットを打った鈴木選手は「コントロールのいいピッチャーなので、ストライクゾーンには来るだろうと思って勘で振っていた。たまたま高さがよかったのでヒットゾーンに飛んだが、すごいカーブだった」と対戦を振り返りました。
その上で、「甘いボールを仕留めきれなかったところもあり、結果的にはよかったが修正するところはある。できないところを見直してまた次につながるようにやっていきたい」と気を引き締めていました。
また、ドジャース、パドレスと日本選手が所属するチームとの対戦が続いていることについて「日本の時は情を入れたくなかったので敵チームのピッチャーとご飯は行かなかったが、このアメリカの舞台ではまた少し違った感じがある。みんなで盛り上げられれば、日本の選手たちも大リーグに来たいという思いが強くなると思うしそれが個人個人のレベルアップに繋がると思うので頑張っていきたい」と話していました。