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  • 2024年2月26日

子どもの花粉症 “小学生の約半数に” 増加の理由は? 10年前と比べると

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花粉症とみられる症状がある16歳以下の子どもは製薬会社の調査によりますと全体の40%あまりに上ることが分かりました。10年前の同様の調査と比べておよそ10ポイント増えているということです。子どもの花粉症について製薬会社が保護者を通じて行ったアンケート調査についてまとめました。

花粉症の有病率は増加傾向

国内の花粉症の人の正確な人数はわかっていませんが、環境省の花粉症マニュアルによりますと、全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象にした全国調査では、花粉症の有病率は増加傾向となっています。 
この調査での花粉症の有病率は、1998年には19.6%でしたが、2008年には29.8%さらに2019年には42.5%となっていて、およそ20年間で2倍以上に増えています。

16歳までの子どもの花粉症について調査

子どもの花粉症についてロート製薬は1月、0歳から16歳までの子どもの保護者を対象にインターネットを通じて調査を行い、7131人から回答を得ました。

子どもに花粉症や花粉症とみられる症状は40%余

調査によりますと、子どもが「花粉症の診断を受けている」と回答した人が21.8%、「花粉症だと思う」と回答した人が20.8%で、あわせて42.6%が子どもに花粉症や花粉症とみられる症状があると回答したということです。

10年前に行われた同様の調査では32.7%だったということで、今回は9.9ポイント増えていました。 
また、このうち小学生については花粉症や花粉症とみられる症状があったのは47.4%とおよそ半数にのぼっていたということです。

日本医科大学医学部耳鼻咽喉科 大久保公裕教授 
「室内で遊ぶことが増えるなど環境の変化によってアレルギーになる子どもが増えていると思う。治療を受けないと毎年悪化していくので、顔を触るしぐさやくしゃみを連発するなどの症状があれば、一度、医療機関で検査をしてほしい」

都内 スギ・ヒノキ花粉の飛散量は例年並み

東京都内12か所でスギなどの花粉を観測している都は、スギ花粉が2月9日から飛び始めたと13日に発表しました。都によりますと、飛散の開始は去年より1日早く、過去10年の平均と比べると6日早いということです。

ことし都内で飛散するスギとヒノキの花粉の量は、過去10年で2番目に多く飛散した去年の8割程度で、例年並みとなる見込みです。

都は、各地の観測結果をホームページで掲載し、花粉の飛散の多い日に外出する際は、マスクやめがねを着用するなどの対策を呼びかけています。

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