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【動画あり】TRF・SAMさんと!踊って学ぶ“ジェロントロジー”

  • 2022年8月29日

ことしで還暦を迎えたTRFのSAMさん。ダンサーとして活躍し続ける一方、誰でも踊れる振り付けで楽しみながら運動できるダンスの普及にも取り組んでいます。健康に年を重ねるヒントを、ダンスを通して教えてもらいました!

ジェロントロジーとは

昨年、SAMさんは「ジェロントロジー」という学問に出会い、「老い」と「健康」について学びました。
ジェロントロジーとは、ギリシャ語で「高齢者」の意味を表すGerontに「学」を表すologyがついた造語。日本語では「老年学」「加齢学」と訳すことが多い学問です。
SAMさんはジェロントロジーを学んだことで、改めて日々の運動の大切さを知ったと言います。

SAMさん
「運動は、すき間時間を使って、自分ができる範囲で無理なく行うのがよいですよ!」

普段運動していない人でも簡単に取り組めるのが、SAMさんが作った「健康のためのダンス」。
運動強度を低めにしているため、心臓病の患者さんのリハビリなどにも取り入れられています。
その中から今回はTRFの大ヒット曲「BOY MEETS GIRL」の振りを教えてもらいました。
ポイントとなる動きは3つ!

「かかとツイスト」&「足クロス」

SAMさん
「股関節を意識して行うとgood! 股関節は歩くことやバランスを取るために重要です」

「かかとツイスト」:股関節の柔軟性向上と筋力強化で、転倒予防につながります。

「足クロス」:バランス能力をきたえて転倒予防に。歩く速度のUPも期待できます。

「上半身クロス」&「腕ぐるぐるステップ」

SAMさん
「上半身クロス」:物をつかむイメージで腕を伸ばすのがポイント。腕を伸ばすことで肩甲骨のストレッチになります。バウンド(屈伸)することで、骨を強化する効果が期待できます。

「腕ぐるぐるステップ」:腕をぐるぐる回す動きは、日常にない動きなので、脳に刺激を与
えます。上半身と下半身で別々の動きを行うため、より一層、脳の活性化につながります。

「足タッチ」

SAMさん
「ひざをタッチする動きは、足を上げるとき股関節を意識するとよいです。股関節強化、ももの筋肉強化になります。リズムを変えて行うことで脳トレにもつながります。足裏をタッチする動きは、体をひねることでウエストの筋肉を、足をしっかり上げることで足の筋肉を、強化します。足腰に自信のない人は、座ったままでもできるので、楽しんで踊ってみてください!」

楽しく無理なく、できればだれかと一緒に!

SAMさん
「できなくてもよいから楽しく踊ることがよいです!ダンスを踊る時に注意して欲しいことは、

・くれぐれも無理をしないように。体力と相談しながら行うこと。
・家の中で行う時には、物にぶつからないよう、気を付けること。
・できれば、家族や近所の方と一緒に踊るとよいです。

ジェロントロジーで学んだことですが、何かのコミュニティーに所属することは健康のために大事です。参加することで老化を防止できるといいます。皆さんも踊ってみてください!」

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