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中高年・初心者が目指すフルマラソンへの道 ~最終回~

  • 2022年5月2日

40~50代のミドル世代の3人が、基礎からランニングをはじめ、フルマラソン完走を目指すシリーズ企画のいよいよ最終回。
2019年のスタートから順調に練習を積み上げていたが、コロナ禍で計画が中断。去年秋に1年ぶりとなる合同練習を行い、年末には、ハーフマラソンと10キロの個人レースに出場し完走。
そして先月、最終目標のフルマラソンにエントリーした。レースの結果は?3人の力走をお伝えします。

※トレーニングをする際は、無理をせず けがをしないように注意して楽しく走りましょう!

最終目標のフルマラソンにエントリー!

3年ぶりに茨城県で開催された「かすみがうらマラソン」。
およそ9000人が参加した大規模な大会です。

高橋(※高ははしごだか)さん、日坂さんはフルマラソンの部、清水さんは10マイル(16.09km)の部にエントリーしました。

【3人の目標】
高橋こず恵さん(47歳):歩かずに完走したい!
日坂美穂さん(55歳) :目標は5時間切り!
清水一憲さん(56歳) :止まらず最後まで走りきる!


結果は…

●高橋さん【フルマラソン】
5時間19分17秒
痛みに苦しみながらも絶対にあきらめませんでした。

●日坂さん【フルマラソン】
4時間57分25秒
初めてのフルマラソン、目標の5時間切り!達成です。

●清水さん【10マイル(16.09km)】
2時間24分57秒
マラソンの魅力を感じながら走りきりました!

3年間の挑戦を振り返って

高橋こずえさん
「達成感が半端ないですね。日々努力をしていって、大会に出て結果が出るという、それにつきるなと思いました。これがスタートだなと思っているので、いろんな大会とかイベントにもどんどん参加して、もっと気持ちよく走れる、結果を出していけるようになれたらなって思います」

日坂美穂さん
「フルマラソンって自分の人生の中で走ることがあるなんて思ったこともなくて、もの好きな人がいるなっていうぐらいの感じのものだったんですけれど、まさか自分が走ることになるなんて。物事を始めるのに遅すぎるということはないということを証明できたのかな、なんて思っています」

清水一憲さん
「お二人と違ってフルマラソンは走れなかったんですけれど、それまで走れなかった10キロとか15キロとかを、簡単にまではいかないんですけれど、意識しないうちに、もう10キロも走ってるみたいなのがあったりですね。いろんな楽しみ方をしながら続けていけたらというふうに思いました」

中高年・初心者が目指すフルマラソンへの道
~これまでの道のり~

第1回:週3回 運動する習慣をつける
・走れる体の土台を作るトレーニングを紹介。

第2回:45分間歩かずに走れる
・走るための筋肉をほぐすストレッチを紹介。

第3回:60分間走れる(5km・10km)
・足腰に優しく、効率良く心肺機能を鍛えられるトレーニングを紹介。

第4回:快走のコツ 4つのポイント
・快走のコツをタイムの感覚、給水のコツ、服装選び、食事の4つのポイントに分けて紹介。

第5回:市民ランナーにおすすめのトレーニング
・市民ランナーに向けて、おすすめのトレーニングメニューを紹介。

第6回:何時間でも走るためのLSDトレーニング
・ゆっくりと長い距離を走るトレーニングを紹介。

第7回:初めての大会 リレーマラソンに挑戦!
・初めての大会「リレーマラソン」。練習の成果を発揮する3人の力走をお伝えします。

第8回:合同練習 基礎ストレッチやケガ予防の筋トレ法
・基礎のストレッチや短時間でも効率的に筋力強化もできる練習法を紹介。

第9回:大会に挑むときの心得・服装
・大会に挑むときの心得や、真冬の練習・レースをするときの服装などを紹介。

第10回:フルマラソンに向けたトレーニング方法・食事・服装
・フルマラソンにエントリー。レース前に3人それぞれの悩みに答えます。


■マラソン指導

平塚潤さん
城西大学経営学部准教授
陸上競技元選手・現指導者で、専門種目は長距離走、駅伝及びマラソン。
1993年世界陸上シュトゥットガルト大会男子10000m代表・1994年広島アジア競技大会男子10000m銀メダリスト。

<今回出場した大会>
かすみがうらマラソン
2022年4月17日(日)茨城県 土浦市・かすみがうら市

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