静岡初日に満額回答！ヤマハ発動機春闘過去最高の要求に応じる

ことしの春闘でバイクメーカーの「ヤマハ発動機」は労使交渉初日の2月21日、ベースアップ相当分と定期昇給をあわせた総額で組合の要求どおり過去最高額となる月額1万7400円の満額で回答しました。

過去最高額の要求一時金は6.5か月

ことしの春闘でヤマハ発動機の労働組合は、ベースアップ相当分と定期昇給をあわせて組合員1人あたりの平均で過去最高額となる月額1万7400円、ボーナスにあたる一時金は、過去最高となった去年の妥結額と同じ6.5か月を要求していました。

これに対して会社は21日初めての労使交渉で、組合の要求どおり満額回答しました。

ヤマハ発動機
「去年の売り上げや営業利益で過去最高を達成することができたほか、昨今の物価上昇などを踏まえて、要求を満額で回答することを決定した」

県内の大手企業で早くも満額で回答する動きが出る中、中小企業を含めて去年を上回る水準の賃上げが実現するかが焦点となります。