静岡市海を守る体験会家族で海岸清掃＆地引き網に挑戦

静岡の豊かな海を未来につなげようと、静岡市清水区の海岸で清掃活動と地引き網漁の体験会が開かれました。

親子など170人が海岸清掃

この体験会は、静岡県内外の140の企業・自治体などの賛同により設立された「美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会」が開きました。会場となった静岡市清水区の三保の海岸には、家族連れなどおよそ170人が集まり、はじめに海岸の清掃を行って打ち上げられた流木や小枝などを拾い集めました。

清掃のあとは地引き網漁体験です。船を使っておよそ200mの沖合に半円状に網がかけられると、参加者たちは力いっぱいにロープを引いていました。

15分ほどかけて引き上げられた網には、タチウオやカワハギ、イカなどがかかりました。子どもたちは普段目にすることが少ない生きた魚に興味津々。夢中になって触っていました。

網が思ったよりも重かったけれどたくさん魚が取れました。生きている魚を初めて触ってみたら、ぬるぬるしていました。

「美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会」渡邉眞一郎事務局長
海にはさまざまな生き物がいることを子どもたちに肌で感じていただき、その海を自分の手できれいに保つことの大切さを知ってほしい。