静岡 将棋の藤井聡太七冠 牧之原市で八冠への意気込み語る
- 2023年09月08日
8月行われた将棋の8大タイトルの1つ「王位戦」を4勝1敗で防衛した藤井聡太七冠（21）が、第6局が行われる予定だった静岡県牧之原市でトークショーを行い、史上初の「八冠」独占に向けた意気込みを語りました。
幻の第6局 牧之原でトークショー
藤井七冠は8月23日に徳島市で行われた「王位戦」第5局で佐々木大地七段に勝って4勝1敗でタイトルを防衛し、4連覇を果たしました。これにより牧之原市で9月に予定されていた「王位戦」の第6局が行われなくなったため、市内では6日、特別イベントとして藤井七冠のトークショーが開かれ、400人あまりが集まりました。藤井七冠は今回の王位戦について、笑顔で振り返りました。
藤井聡太 七冠
（今回の王位戦は）終局直前までどうなっているか分からないという展開だったので、終わった瞬間はほっとした気持ちが一番強かったかなと思います。
史上初“八冠独占”への挑戦続く
藤井七冠は八大タイトルのうち唯一保持していない「王座」獲得を目指して、8月末から永瀬拓矢王座との五番勝負に臨んでいます。
藤井聡太 七冠
（史上初の八冠独占に向けて）多くの方に注目していただける舞台になると思います。全力で対局に臨み、できるかぎりおもしろい将棋が指せるように頑張ります。
史上初めての八大タイトル独占に向けて、藤井七冠が意気込みを述べると、会場から大きな拍手が送られました。
湖西市から参加した男性（20歳）
とても落ち着いているイメージでしたが、気さくな一面も見ることができました。史上初の八冠を達成できるよう応援しています。
