NHKさいたまブログ

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県内にあるWEリーグ3チームの監督(三菱重工浦和レッズ・楠瀬直木 監督/ちふれASエルフェン埼玉・池谷孝 監督/大宮アルディージャVENTUS・柳井里奈 監督)「なでしこジャパン五輪出場へのエールと提言」「リーグの課題」について語りました。

そして、開幕から1月あまり経ったJリーグ。「堅守から攻撃へ」とモデルチェンジを狙う浦和レッズについて、手応えや今後の抱負を守護神・西川周作選手にうかがいました。
さらにバスケットボール!プレーオフ進出を決めて、悲願のB1昇格をめざす、B2・越谷アルファーズ広報・森岡礼佳さんからプレーオフで有利に戦うために必要な事を聞きました。

 

WEリーグの県内の3監督からは「なでしこ」と共にリーグで戦っているんだという日本女子サッカー界の一体感を感じる声を聞くことができました。特に多くの代表選手を輩出している浦和・楠瀬監督は、これからも良い選手を育て代表に送っていこうという気概を話していました。

次に、代表への戦術面のアドバイスもうかがいました。
大宮の柳井監督「北朝鮮戦の2試合目の3バックの方が選手が流動的に動いていたので良かった。システムを変更して正解だった」と語り、浦和・楠瀬監督からは「選手と選手の距離が離れていてボールを失い過ぎたところが修正ポイント」と、ボールを奪われることが多かった激戦の修正ポイントに話が広がりました。また埼玉・池谷監督「空中にある高いボールの処理。男子よりフィジカル的にグラウンドが広くなる女子サッカーは、空間の認知力が攻守ともにまだまだ戦術的な課題や研究の余地がある。今後はこうした部分を育成して行くべきだ」と女子サッカーの育成長期ビジョンに立った提言など、WEリーグで3チームが戦っている県内ならではの高い視点からの話を聞くことが出来ました。

さらに、各チームのリーグ戦・後半戦に向けての戦略も……。
「後半戦に向けても、自分たちを信じてやっていくだけだ」(柳井監督)。
「優勝に必要なのはチームワーク。そして選手が日々成長する意識を持つ事」(楠瀬監督)。
昨シーズン最下位ながらも、今年の皇后杯でベスト4に躍進するなど成長著しい埼玉は、「ドーベルマン・ディフェンス(!)が浸透し、チーム力は上がっている。上位と戦う試合が続くが怪我無くやっていきたい」(池谷監督)。
県内3チームの活躍が楽しみです。
「ひるどき!さいたま―ず」では、今後も女子サッカーを応援していきます。

また、開幕から1カ月あまり、J1・浦和レッズのGK・西川周作選手今季の抱負もうかがいました。
昨シーズンよりも得点を挙げているものの、失点が多い序盤の戦い。この現状をみて「真っ赤なさいたま~ずさん」こと水内猛さん「試合毎に適切な修正がされていて、ペア・マティアス・ヘグモ監督の手腕が期待できます」とのこと。サッカー大好きクックさんも、深くうなづいていました。

一方、プロバスケットボール。B1昇格を目指す越谷アルファーズは、B2プレーオフの進出を決めています。
8チームで戦うプレーオフで、初戦のクオーターファイナルをホームで戦うには、所属する東部地区で2位をキープすること(1位は他チームで確定)。そして、B1昇格のライバルとなるアルティーリ千葉から今季1勝を挙げていて、負けた試合も僅差だったので十分勝つチャンスがある!とのチーム広報・森岡さんの話。
アルファーズは開幕戦で観客の25%が子どもたちだったことから、みんなの笑顔の為にも戦いたい!と心強い話を聞くことが出来ました。

 

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