佐賀 国スポ 江北町~町を挙げてのおもてなし
- 2024年04月26日
「手作りの新聞」でおもてなし
江北町の「国スポ推進室」です。開催が半年後に迫る中、4月、役場に単独の部屋が設けられました。4人のメンバーが準備を進めています。
国スポについて理解を深めてもらうため、3月から始めたのが「新聞作り」です。
新聞作りを中心となって進めているのが、職員の山口香奈さんです。
「手書き」で、一から紙面を作っています。
手書きにすることで、子どもでも「自分も書いてみたい、自分も書けるかな」と思ってもらえたら協力してもらいやすいのかなと思いました。一緒に、スタートラインに立ってもらえたらな、という気持ちも込めています。
次号の新聞記事の取材のため、山口さんたちは、江北中学校を訪問しました。
美術部の皆さんは、会場で来場者を歓迎するための装飾オブジェを制作する予定です。
部員みんなで、デザインのアイデアを出し合います。
訪れた人に喜んでもらいたいと、一生懸命です。
国スポに関わる機会を与えてもらえるのが初めてで、楽しみです!国スポの楽しさや江北町の魅力も伝えられるようなものにしていきたいと思います。
江北では初めての開催になるので、そこに参加できるのはすごくうれしく思います。
山口さんは、中学生の活動をサポートしながら、新聞でも、美術部の進捗状況を適宜、紹介していきたいと考えています。
新聞は私が書いてはいますが、中身は、皆さんのアイデアだったり、こういった活動をしています、というのを載せることで、町民の方と一緒に作っていくというのを広めていければと思います。新聞を見た方が「あぁ自分もその一員なんだな」と実感してもらえたらいいなと思っています。
子どもたちも参加できる国スポへ
国スポ推進室のメンバーは、地元の子どもたちに、競技に興味を持ってもらおうという取り組みも進めています。
江北町は、ソフトボール競技の会場になっています。この日は、江北町の幼児教育センターで、ソフトボールの体験会を開きました。
中にはこんな子も。
バットにボールが当たって・・・
町では、これまでも町内のイベントなどで定期的に国スポのブースを設け、競技の体験会を開催してきました。大会当日、多くの子どもたちに会場に来てもらいたいと、期待を寄せています。
「季節の花」で来場者をおもてなし
町の皆さんも、国スポの開催を心待ちにしています。
交通量が多い、国道34号線沿いは、季節の花で彩られています。
その名も「花いっぱい運動」。町を訪れた人に楽しんでもらうため、町内各地にさまざまな花を植えています。
育てているのは「江北町女性ネットワークの会」の皆さんです。定期的に草むしりや水やりなどを行っています。
役員や選手の皆さんが、花を見て元気をもらって試合にのぞんで頂いたら、私たちはうれしいです。しっかりとおもてなしをして、お花いっぱいで迎えたいと思います。
秋の開催に向けて、競技会場周辺には、マリーゴールドなどの花や子どもたちの歓迎メッセージを飾り、来場者を迎える予定です。
あと半年しかないので、多くの町民の皆さまと一緒に本当に良い大会にできるように、中学生、小学生を巻き込んで、盛り上げる大会にしていきたいと思っています。
江北町で行われる競技をご紹介します。2つです。
3B体操は、ボール、ベル、ベルタ―という「B」が頭文字の3つの用具を使って行う健康体操です。会場は、佐賀のへそ・ふれあい交流センター「ネイブル」です。
また、ソフトボール成年女子は、江北中学校で行われます。
(取材担当:アナウンサー飯塚洋介)
江北町は決して大きな町ではありません。だからこそ、地域の皆さんが一体になって、大会の成功に向けて取り組める環境なのだと感じました。町の皆さんは、私たちロケスタッフにも優しく接して下さり、「おもてなしの心」にあふれた町だと感じました!