民に合流し政権与党の
一員に」日本のこころ

今月下旬に召集される臨時国会を前に、参議院議員1人が所属する日本のこころは、自民党に対し、合流を提案し、今後、調整が進められることになりました。

自民党の役員連絡会が16日開かれ、日本のこころが、自民党に合流したいと提案していることが報告されました。

日本のこころは、所属する国会議員が参議院議員の中野代表1人で、政党助成法上の政党要件はなく、参議院で自民党と統一会派を組んでいます。

自民党の萩生田幹事長代行は記者会見で、「難しい手続きはないと思う。臨時国会も始まるので、速やかに対応できるなら、事務作業を進めていきたい」と述べ、調整を進める考えを示しました。

また吉田参議院幹事長も、「臨時国会には自民党の一員として合流できると期待している。一緒になって力を合わせていきたい」と述べました。

日本のこころの中野代表は、NHKの取材に対し、「自民党に合流して、政権与党の一員になれば、発信力も違う。これまで掲げてきた政策を力強く実行したい」と述べました。