爆剤には足りない」
地方創生相 新交付金検討

片山地方創生担当大臣は、初登庁に合わせて行った記者会見で、東京圏への一極集中の是正に向けて地方創生の取り組みを推進していくため、新たな交付金の創設を検討する考えを示しました。

この中で片山地方創生担当大臣は「安倍総理大臣から『地方創生が自民党の総裁選でも大きなテーマになり、今まで以上にど真ん中に据えて頑張らないといけないから、どんどん発信してくれ』と言われている」と述べました。

そのうえで片山大臣は「東京圏への転入超過は12万人を超えており、毎年1000億円前後の交付金の枠はあるが、起爆剤にするには足りない」と述べ、東京圏への一極集中の是正に向けて地方創生の取り組みを推進するため、新たな交付金の創設を検討する考えを示しました。

また片山大臣は、財務省の前の次官によるセクハラ問題について、「大変ショックを受けた。セクハラを根絶すべく全面的に発信したい」と述べ、女性活躍担当大臣を兼務する立場から、セクハラの根絶に取り組む決意を示しました。