、出ましたね」小泉氏
総裁選の質問には沈黙

総務省の働き方改革を視察し、「景色が変われば意識も変わる」と評価した、自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長。視察後、自民党総裁選挙への対応を、何とか聞きだそうとする記者団の質問をスマートにかわし、沈黙を守りました。

景色という話があったが、総裁選の方は…。
「あ、出ましたね」

少し景色が変わってくる動きがあればと思うが、野田総務大臣に何か一言あれば。
「野田大臣には、野田大臣に聞いて頂ければと思います」

あんまり、景色が変わるようなところはなさそうですか。
「こういうぶら下がりの景色もね、なかなか変わらないなと。はい」

小泉さんが、積極的に取り組んできた国会改革については、石破さんも、かなり前向きな発言をしていますが、どのように感じていますか。
「前向きな方は、今どんどん増えている。だからこそ、今回、(来年度予算の)概算要求で、ペーパーレスによって衆議院の経費が4500万円マイナス計上ができた。衆議院のIT化も、700万円の調査費がついた。計上される。要求される。動いてきましたね、はい」

国会改革を総裁選挙の1つの大きな争点にする考えはありますか
「するの僕じゃないですから。その質問自体が、まず、成り立たない質問だと思いますね。それに、国会改革に限らず、さまざまな幅広な課題について、政策論争が交わされるのは、すばらしい機会ですから、いろんな議論がされることが大切だし。それに国会改革というのは、自民党だけが動けば実現できる問題ではない。この思いは、与野党共通なので、与党だけの問題ではありません」