募型事業 適切に」
林文科相 手続きを停止

私立大学の支援事業などをめぐる一連の汚職事件を受けて林文部科学大臣は、民間事業者を公募する事業は不正がないかなどを調べる調査の結果が出るまで手続きをいったん停止したことを明らかにしました。

文部科学省では私立大学の支援事業をめぐって東京医科大学に便宜を図ったとして、前の局長が収賄の罪で起訴されています。

これを受けて、林文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、私立大学の支援事業を含めた民間事業者を公募する事業について、不正がないかなどを調べる調査の結果が出るまで手続きをいったん停止したことを明らかにしました。

そのうえで林大臣は「公募型事業について適切に対応するよう指示し、事務方で具体的な調査内容などは検討を進めている。決まりしだい報告したい」と述べました。