「“局”至上主義じゃない
すべて“政策”」 石破氏

9月の自民党総裁選挙への立候補の準備を進めている石破元幹事長は、今月7日に新潟県の田中角栄元総理大臣の生家などを訪ねたのに続き、13日には、香川県を訪れ、大平正芳元総理大臣の墓参りをしました。石破氏は、2人の総理大臣の政治姿勢に共鳴しているといいます。

「田中総理は『列島改造論』。大平総理は『田園都市構想』。どちらも地方に強い思いがあり、この地方から新しい日本を作っていく思いを、我々の世代も、受け継いでいかねばならない」

「“政局”至上主義じゃない。すべて“政策”なのだということだと思いますね。損だとか得だとか、自分のポストがどうしたとか、そうしたことではない。まず政策があって、離合集散はあるべきだ。政策が、二の次、三の次、ポストや利害だというやり方は、私はとらないということです」

「『人気がある政策やるんだ。政権第一だ』という考え方ではない。その点においても、(2人の元総理大臣と)政治姿勢は共鳴している」