運動会など学校行事中止せず
開催の可能性検討を 文科相

新型コロナウイルスの影響で、運動会など春の学校行事の中止が相次いでいることについて、萩生田文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、中止することなく、秋に延期するなど開催の可能性を検討するよう学校関係者に呼びかけました。

この中で、萩生田文部科学大臣は「運動会などの学校行事は、子どもたちにとってかけがえのない貴重な思い出になる行事だと思う。直ちに中止ではなく、例えば秋に移すなどの試みをしてほしい。実施方法の変更も含めて可能性をそれぞれの現場で模索してほしい」と述べ、運動会など春の学校行事について、中止することなく、開催の可能性を検討するよう学校関係者に呼びかけました。

そのうえで、萩生田大臣は「ことしの場合は、ワクチンの接種が並行して行われているので、秋口には少し景色が変わってくるという期待もしている。そこは余裕を持って各学校で考えていただけないかと思っている」と述べました。