世界陸連会長 小池都知事と
会談 安全な開催に向け協力

陸上の国際競技団体、世界陸連のセバスチャン・コー会長が東京都の小池知事と会談し、開幕まで3か月を切った東京オリンピック・パラリンピックについて「地域の皆さんがとてもナーバスになっているのは分かっている」と述べ、安全な開催に向けて協力する意向を示しました。

7日、都庁で小池知事と会談したのは、世界最大規模の競技団体、世界陸連のコー会長です。
2012年のロンドン大会で組織委員会の会長を務めました。

東京オリンピックの開幕まで3か月を切る中、開催都市・東京では変異ウイルスが広がるなど、感染の収束は見通せていません。

コー会長は「地域の皆さんがとてもナーバスになっているのは分かっている。安全は選手だけでなく地域の人にとっても重要だ」と述べ、安全な開催に向けて協力する意向を示しました。

一方、小池知事は「さまざまな課題があるが大会を何としても成功させる。力を合わせて、すべての方にとって安全安心な大会の開催を目指していく」と述べました。