橋本五輪相の後任に丸川氏
菅首相 意向固める

橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣が組織委員会の会長に就任することを受けて、菅総理大臣は、橋本大臣の後任に、元担当大臣で自民党の丸川珠代・参議院議員を起用する意向を固めました。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の後任に、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣が就任することに伴い、橋本氏は、閣僚の辞表を提出しました。

これを受けて、菅総理大臣は橋本氏の後任に、元オリンピック・パラリンピック担当大臣で、自民党の丸川珠代・参議院議員を起用する方針を固めました。

丸川氏は、参議院東京選挙区選出の当選3回で、50歳。

テレビ朝日のアナウンサーを経て平成19年の参議院選挙で初当選し、これまでに、参議院厚生労働委員長や環境大臣のほか、平成28年8月から1年間、オリンピック・パラリンピック担当大臣を務めました。

現在は、自民党の広報本部長を務めています。

菅総理大臣としては、大会の開幕まで半年を切る中、担当大臣の経験がある丸川氏を起用することで、準備を円滑に進める狙いがあるものとみられます。