外食需要を喚起する「Go Toイート」について、野上農林水産大臣は閣議のあとの記者会見で、感染状況に応じてプレミアム付き食事券の販売の一時停止などを検討するよう、24日、都道府県に要請する方針を明らかにしました。

この中で、野上農林水産大臣は「食事券の販売の一時停止、および食事券やポイントの利用を控える旨の利用者への呼びかけについて、各地域の感染状況を踏まえた検討を行うように、都道府県に要請をして協議を開始する」と述べ、「Go Toイート」のプレミアム付き食事券の販売の一時停止などを検討するよう、24日、都道府県に要請する方針を明らかにしました。

そのうえで、食事券の販売の一時停止などを行った場合の、販売期限や利用期限について「利用を抑制する期間や執行状況、都道府県の意向を踏まえて、延長についても検討していきたい」と述べ、柔軟に対応する考えを示しました。

一方、「Go Toイベント」と「Go To商店街」について、梶山経済産業大臣は、都道府県の要請によってチケットの販売などは停止できるとしたうえで「感染者が増えている都道府県と、連携を密接にとりながら状況を確認している。自治体もトラベルやイートとの関連性を考えていると思うので、そうした考えも含めて、全体をみながら判断したい」と述べました。