学術会議 首相に説明責任
国会で追及 共産 小池氏

「日本学術会議」が推薦した会員候補6人が任命されなかったことについて、共産党の小池書記局長は、菅総理大臣に説明責任があるとして、今月26日に召集される臨時国会で追及を強めていく考えを示しました。

「日本学術会議」の梶田会長は、先週16日、総理大臣官邸で菅総理大臣と会談し、「会議」が推薦した6人の会員候補を任命しない理由の説明などを求める要望書を手渡しましたが、理由について、明確なやり取りはなかったと述べました。

これについて、共産党の小池書記局長は、19日の記者会見で「梶田会長には菅総理大臣にさらに説明を求めてもらいたかったが、要望書が出されたのだから、まずは、答えなかった菅総理大臣の責任が問われる」と述べました。

そのうえで「菅総理大臣は、『未来志向で学術会議の問題を考える』と述べているが、問われているのは、やってしまったことであって、未来のことではない。国会が開いたら、さらに追及していく」と述べました。