“Go Toイートは税金で
無料食べ放題” 野党

今月から始まった「Go Toイート」をめぐり、野党側の会合では、取得したポイントで決済を行った場合も新たなポイントが付与される仕組みは、税金で無料の食べ放題を許すものだなどとして、見直しを求める声が相次ぎました。

外食需要を喚起して飲食店などを支援する「Go Toイート」のオンライン予約では、取得したポイントで決済を行った場合も、新たなポイントが付与される仕組みとなっています。

これについて、野党側の会合では、「最初に会計してポイントを得れば、その後は、ずっとポイントで食事ができる制度になっている。税金で無料の食べ放題を許すもので、おかしい」などとして、見直しを求める声が相次ぎました。

これに対し、農林水産省の担当者は「総合的に検討し、制度を提示した」と述べる一方、引き続きしっかり制度の運用を図っていく考えを示しました。

「Go Toイート」をめぐっては、利用金額にかかわらず、1人当たり昼食は500円分、夕食は1000円分のポイントが後日付与される仕組みを利用して、食事代を抑えて差額分をためる方法が「錬金術だ」と話題になり、9日、ポイント付与の条件に一定の金額要件をつけるなど、対応が見直されました。