復興相 福島県知事と会談
「県民に寄り添い 全力で」

平沢復興大臣は、就任後初めて福島県を訪れ内堀知事と会談しました。平沢大臣は、県民の心に寄り添いながら、全力で復興に取り組む考えを伝えました。

新たに就任した平沢復興大臣は18日午後、福島県庁を訪れ、内堀知事と会談しました。

小学校から高校までを福島県で過ごした平沢大臣は、「未曽有の災害からもうすぐ10年になるが、今も多くの方が悩み苦しみ、支援を求めている。福島県民の心に寄り添うべく頑張りたい」と述べ、全力で取り組む考えを伝えました。

これに対して、内堀知事は「福島県内では、地域ごとに復興の事情が異なっているため、地域の状況に応じたきめ細かな対応が大切だ」と述べ、県内各地の住民の声を踏まえて対応するよう要望しました。

会談のあと、平沢大臣は「現場主義で、福島県を隅から隅までまわりたい。復興や再生にかける菅総理大臣の思いは極めて強く震災から10年を迎えるこの時期に、福島をなんとかしなければという思いは、私も同じだ」と述べました。

平沢大臣は来週、宮城県の村井知事、岩手県の達増知事とも会談することにしています。