期衆院選は厳しい
情勢となる認識で」谷垣氏

自民党の谷垣グループの研修会が東京都内で開かれ、谷垣前総裁は、新型コロナウイルスの収束が見通せない中、次の衆議院選挙は、自民党にとって厳しい情勢となる認識を持って準備を進めるよう呼びかけました。

この中で、谷垣グループの特別顧問を務める谷垣前総裁は、新型コロナウイルスについて、「病気のコントロールと経済を回していくことの二とを追わなければならない。次の衆議院選挙までに解決していないかもしれないので、よくよく足元を見つめてほしい」と述べ、次の衆議院選挙は、厳しい情勢となる認識を持って準備を進めるよう呼びかけました。

一方、中谷元防衛大臣は24日、安倍総理大臣の連続の在任期間が歴代最長となったことに触れ、「国民が長期政権に飽きてきていて、官邸がやっていることが評価されず、『そんたく』に象徴される行政と政治家のなれ合い体質が政策決定プロセスをゆがめている。自民党がもう1度、国民の信頼を得る必要がある」と指摘しました。