衛装備品のオークション
都外からの参加自粛を

防衛費の確保につなげようと、来週、防衛省で初めて行われる防衛装備品のオークションについて、河野防衛大臣は、東京都で新型コロナウイルスの感染が広がっていることを踏まえ、都外からの参加を自粛するよう要請しました。

防衛費の確保につなげようと、防衛省は、退役した輸送機の操縦かんや練習艦の操だ輪などを売却するオークションを、来週26日に、東京 新宿区の防衛省で初めて行うことにしています。

参加できるのは事前の抽せんで選ばれた450人で、すでに通知書が送られていますが、河野防衛大臣は、21日の記者会見で、東京都で新型コロナウイルスの感染が広がっていることを踏まえ、都外からの参加を自粛するよう要請しました。

河野大臣は「楽しみにしていた方には申し訳ないが、こうした状況をみて自粛していただければと思う。競り売りはこれで最後ではないし、今後は、インターネットを活用した形態を開発しないといけないと思っている」と述べました。