知事選 れいわ新選組
山本太郎代表が立候補を表明

今週18日に告示される東京都知事選挙に、れいわ新選組の山本代表が、立候補することを表明しました。

れいわ新選組の山本太郎代表は、きょう国会内で記者会見しました。

この中で、「新型コロナウイルスの影響で行き場を失った人たちに声をかけてきた中で、餓死する寸前の人にすぐにでも手立てを講じたいと思った。東京都から全国に困窮が広まらないようブレーキをかける必要がある」と述べ、今週18日に告示される東京都知事選挙に立候補することを表明しました。

そのうえで、東京オリンピック・パラリンピックの中止や、すべての都民を対象に10万円を給付することなどを公約に掲げる考えを示しました。

山本氏は45歳。俳優を経て、平成25年の参議院選挙の東京選挙区で初当選しました。去年、れいわ新選組を結成して代表に就任しましたが、夏の参議院選挙で議席を失いました。

東京都知事選挙をめぐっては、
▽現職の小池百合子氏(67)が、再選を目指して立候補を表明しているほか、▽日弁連・日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏(73)、▽熊本県の元副知事、小野泰輔氏(46)、▽NHKから国民を守る党の党首、立花孝志氏(52)も、立候補を予定しています。

このほか、これまでに次の13人も立候補を表明しています。
▽石井均氏(55)(無・新)
▽市川浩司氏(58)(諸派・新)
▽岩橋健一氏(52)(無・新)
▽込山洋氏(46)(無・新)
▽桜井誠氏(48)(諸派・新)

▽竹本秀之氏(64)(無・新)
▽長澤育弘氏(34)(無・新)
▽七海ひろこ氏(35)(諸派・新)
▽西本誠氏(33)(諸派・新)

▽久田眞理子氏(54)(無・新)
▽平塚正幸氏(38)(諸派・新)
▽古田真氏(73)(諸派・新)
▽山口節生氏(70)(無・新)
今回の選挙では、◇小池都政の評価や、◇新型コロナウイルス対策のほか、◇1年延期された東京オリンピック・パラリンピックへの対応などが争点となる見通しです。

東京都知事選挙は、今週18日に告示され、来月5日に投票が行われます。