傷書き込みは“重大な
人権侵害”森法相

3日前に死亡したプロレスラーの女性が、SNS上でひぼう中傷を受けていた問題で、森法務大臣は、参議院法務委員会で、こうした書き込みは重大な人権侵害につながるとして、対策に取り組む考えを示しました。

3日前に都内で死亡した女子プロレスラーの木村花さんは、SNS上で、民放の番組への出演や言動をめぐって、ひぼう中傷を受けていたということです。

これについて、森法務大臣は参議院法務委員会で、「SNS上のひぼう中傷の書き込みは同様の書き込みを次々と誘発し、重大な人権侵害につながる。失われた命は決して戻るものではない」と述べました。

そのうえで、森大臣は、「インターネット上の人権侵害の被害を受けている人は、法務省の人権擁護局に電話やメール、郵送でも相談できるようになっている。インターネットの担当である総務省と相談してしっかり取り組んでいきたい」と述べ、対策に取り組む考えを示しました。