ット上の中傷抑止へ法
整備検討 自民がチーム設置

民放の番組に出演し、3日前に死亡したプロレスラーの女性が、SNS上でひぼう中傷を受けていた問題で、自民党はこうしたネット上の書き込みを抑止するため、誰が投稿したか速やかに特定できるよう、法整備を検討していくことになりました。

3日前に都内で死亡した女子プロレスラーの木村花さんは、SNS上で、民放番組への出演や言動をめぐって、ひぼう中傷を受けていたということです。

自民党は、対策を検討する作業チームを設置し、26日、初会合を開きました。

そして、言論の自由は担保したうえで、ネット上のひぼうや中傷の書き込みを抑止するため、誰が投稿したか速やかに特定できるよう情報開示請求の手続きを簡略化することや、開示される情報に電話番号を加えることが必要だという認識で一致し、法整備を検討していくことになりました。

一方、野党側もネット上のひぼうや中傷を抑止するためのルール作りの検討を始めることにしています。