2次補正予算にワクチン
開発支援を」経済再生相

西村経済再生担当大臣は、国立感染症研究所を視察したあと、「ワクチンは、日本全体として開発、生産を進めていく」と述べ、今週決定する今年度の第2次補正予算案に、ワクチン開発に向けたさらなる支援のための費用を盛り込む考えを明らかにしました。

新型コロナウイルス対策を担当する西村経済再生担当大臣は、24日午前、東京の国立感染症研究所を訪れ、ウイルスの遺伝情報の解析のほか、治療薬やワクチンの研究開発の現場を視察しました。

このあと、西村大臣は、記者団に対し「治療薬は1日も早く研究が進み、開発、承認に進んでいくことを期待したい。また、ワクチンの開発は、国民、世界中が求めており、1日も早く届けられるよう応援したい」と述べました。

そして、今年度の第1次補正予算に盛り込んだ支援策の活用による治療薬とワクチンの早期開発の実現に期待を示したうえで「特にワクチンについては、日本全体として開発、生産を進めていくための対応を第2次補正予算案の中で考えていきたい」と述べ、今週決定する第2次補正予算案に、ワクチン開発に向けたさらなる支援のための費用を盛り込む考えを明らかにしました。