業の遅れ取り戻し
「退職教員の協力を」

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で再開できていない学校が多い中、萩生田文部科学大臣は授業の遅れを取り戻すのを支援するため、教員のOBなどに協力を求める考えを示しました。

文部科学省のまとめによりますと新学期から学校を再開した全国の小・中学校は3割ほど、高校がおよそ4割にとどまっているということです。

萩生田文部科学大臣は記者会見で「これまでに経験のない状況のもと、学校現場では学習支援をはじめ、子どもたち一人一人へのきめ細かな配慮がより重要になる」と述べました。

そのうえで「経験豊富な退職教員の協力があれば、学校現場も非常に心強い」と述べ、授業の遅れを取り戻すのを支援するため、教員のOBなどに協力を求める考えを示しました。