公職選挙法違反の罪で秘書が起訴された河井案里参議院議員と河井克行前法務大臣について、自民党の中谷 元防衛大臣は、説明責任を果たすよう強く求めました。

自民党の河井案里参議院議員の陣営による選挙違反事件で、広島地方検察庁は、24日、案里議員の秘書と夫の河井克行前法務大臣の秘書を、公職選挙法違反の罪で起訴しました。

自民党の中谷 元防衛大臣は25日、谷垣グループの会合で「刑事裁判を注視していきたいが、国会議員として説明責任を果たしていない。政治家が責任だけ秘書に負わせては、国民の政治不信も続いてしまう」と指摘しました。

そのうえで「秘書が起訴され、捜査中を理由に説明責任から逃れることは許されない。早く公式の場で説明しなければならない」と述べ、説明責任を果たすよう強く求めました。