ジタル・ニューディール
を国家戦略に 経済演説

西村経済再生担当大臣は、衆参両院の本会議で経済演説を行い、デジタル技術の普及や技術革新につながる投資を促す「デジタル・ニューディール」を国家戦略として展開し、経済成長を目指す考えを示しました。

この中で西村経済再生担当大臣は「今、世界では、AIやロボット、ビッグデータなどの新たな技術が経済社会に大きな変革をもたらし、世界各国の政府や企業は、これらを競争力強化につなげるべく激しく競争している」と述べ、日本も中長期的な経済活力の向上に向けてこうした分野への投資などを加速する必要があるとしました。

そのうえで西村大臣は、デジタル技術の普及や技術革新につながる投資を促す「デジタル・ニューディール」を国家戦略として展開し、経済成長を目指す考えを示しました。

また西村大臣は「安倍内閣にとってことし最大のチャレンジは『全世代型社会保障』への改革だ。改革を成し遂げ、持続可能な社会保障制度を次世代に引き継いでいくという強い思いを持って全力で取り組んでいく」と述べ、ことしの夏にまとめる最終報告に向けて社会保障改革の議論を深めていく考えを示しました。