名にこだわる必要なく
理念と政策の一致を」又市氏

社民党の仕事始めで、又市党首は立憲民主党との合流について、今月中に党として方向性を決めたいとしたうえで、党名にはこだわらず理念と政策が一致できるかを重視する考えを示しました。

この中で社民党の又市党首は「社民党は平和、自由といった価値が実現する社会に向かって闘い続けてきた。社会民主主義の理念と基本政策、それを実現するための運動や組織は継続しなければならない。党にとっては正念場の年だ」と述べました。

そのうえで立憲民主党との合流について「枝野代表からの申し出は重く受け止め、地方組織で議論している。今月中には意見集約して一定の方向性を出したい」と述べました。

このあと又市氏は記者団に対し「立憲民主党は国民が一定の支持をしたから今の勢力があり、それを投げ捨てて一から始めようということにはならない。合流する場合、党名にこだわる必要はなく、理念と政策が一致できるかどうかが大切だ」と述べました。