田知事 減給10分の1
給料3か月と賞与で

ことし9月に千葉県を直撃した台風15号への対応の遅れなどへの批判を受けて、森田知事はみずからの3か月分の給料と冬のボーナスをそれぞれ10分の1ずつ減額することを正式に決めました。

ことし9月の台風15号への森田知事の対応をめぐっては、台風が千葉県を直撃した日に県庁に登庁しなかったことや、その翌日、「私的な視察」として県庁を離れて芝山町の自宅に立ち寄っていたことなどが批判を受けました。

今月3日の県議会で森田知事は対応への責任の取り方を問われ、みずからの給料を減額する考えを示していましたが正式にその内容が決まり、10日公表しました。

それによりますと、ことし9月から11月までの3か月分の給料と冬のボーナスについて、それぞれ10分の1ずつ減額するとしています。

県によりますと、森田知事の給料は月額139万円、冬のボーナスは414万3812円で、減額分は合わせて83万1381円になるということで、年明け以降の給料から減らされる見通しです。

森田知事は取材に対し「みずからを戒め律する意味で自分で決めました」と話していました。