ージス配備 再調査で
問題なしに異論出ず

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画をめぐって、防衛省の幹部会合では山口県で行われた再調査に問題は見当たらないとした専門家会議の見解に異論は出ませんでした。防衛省は来週から地元に再調査の結果を説明し、改めて配備に理解を求めることにしています。

「イージス・アショア」の配備計画をめぐって、防衛省は配備候補地に関する調査データのミスが相次ぐなどしたため再調査を行い、外部の専門家会議は候補地の1つとして示された山口県萩市の自衛隊演習場の再調査については、問題は見当たらないとする見解をまとめました。

こうした中、防衛省は9日、山本防衛副大臣ら幹部が対応を協議しましたが、外部の専門家会議の見解に目立った異論は出なかったということです。

これを受けて、防衛省は来週17日から山口県や地元の住民などに対し、順次、再調査の結果を説明し、改めて配備に理解を求めることにしています。